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お気楽絵描きの犬とバイクとアウトドア

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首輪

14年間共に暮らした猫が去年の2月26日逝った。

あれから1年・・・

どうして私を置いて死んじゃったの?

飼い主としてもっとやれることがあったのでは?

と、涙に明け暮れる日々が・・・

なんちゅーのは全くのウソで(大爆)、ただ淡々と彼が残してくれた数々のエピソードを引っ張り出して思い出しては、家族でぎゃはは!と大笑いする日々だった。

彼が最期に私に置いて行ってくれた学びは、長年共に暮らした動物を安楽死させる事を決断する勇気と、その飼い主の心情を身を持って体験する事だった。


タダメシ喰らいズと、雑木林や空き地を散歩するとよく猫の首輪が落ちているのを見つける。

こんな所になぜ?と思うのだが、猫の首輪はケンカした時や木に引っ掛けてテンションがかかるとバックルが外れるようになっているものがあるし、経験がある飼い主さんなら枝に引っ掛けても事故のないようにゆるめに首輪をつけておく。

そのせいで外れて置き去りになった首輪がそこここに落ちているのだろう。

私も彼のために、一体何本首輪を買っただろう?

ストライプにこだわったり、鈴の形や音色にこだわったり・・・猫の首輪は犬のものに比べると安価なので目に付くとついつい買ってしまう。

気に入った首輪を買って来て、ネームプレートと鈴も付け替えてオシャレさせて外に出してやると、30分もしないうちに野良猫状態になって帰ってきて、幾度も私は落胆させられた。

今朝もひとつ見つけた。

皮製の立派な首輪に鈴とネームダグが付いているが、肝心な部分が滲んでいて読むことができない。

私は彼が生きている間、1本として彼が落としてきた首輪と遭遇する事はなかった。

この首輪は無事飼い主さんの元に、そして猫の元にもどるだろうか?
by r100rbeemer | 2007-02-26 12:08 | 日常よもやま話

さすらいのお気楽絵描きがつづる呑気な日常生活


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