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お気楽絵描きの犬とバイクとアウトドア

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あたらしい友達と・・・

友人のペットシッターの仕事を手伝わせてもらって早2ヶ月が過ぎた。

鍵を預かり、留守宅にお邪魔するわけだから前もって伺い、まずは飼い主さんにご挨拶・・・その後お世話する犬と面会、性格やクセ、生活習慣、病気の有無など説明を受ける。

年に1~2度のお客さんもいれば、土日を除く毎日朝晩のお客さんもいる。早朝「急用なので・・・」と連絡がある場合もあるし、旅行など長期にわたっての場合は前もって連絡が入る。

不思議なもので、一度面通ししておくと実際にお世話しに行く時は絶対に吠えられない。

特におやつを使って馴染んだりしてるわけでもないのだけれど、その辺ちゃんと犬は分かってくれているのだと思う。

友達になったばかりの犬に案内してもらいながら、知らない町をうろうろ・・・バイクで走る時は、華やかなメインストリートを駆け抜けるだけだったけど、犬に連れられ細い路地をゆっくりゆっくり歩けば、ここは歴史のある旧い町だったのだとあらためて気づく。

「あら!〇〇さんちのポンちゃんじゃない?」「今日は違う人とお散歩なのね!」なんて色んな方が声をかけてくれ撫ぜてもらい犬も「オレはこんなに顔が広いんだぜ~」と私に向って誇らしげだ。

今日は6頭の犬達と、それぞれの町を歩いた。時間にして3時間強・・・

1日が終わって、”3時間歩いた”と考えると、下半身にどっと疲れを感じる。

でも、玄関の鍵を開けるとすぐそこに、私が来るのを心待ちにしてくれている犬がいるから、1分1秒でも早くたどり着きたいし、寂しい気持ちを少しでも忘れられる時間を作ってあげたいと思う。

一通りのスケジュールをこなして帰宅すれば、我家のコンビに身体中の匂いをかぎまくられる猛攻撃を受ける。

こういう時の犬の心理はどうなのだろう・・・じっくり聞いてみたいものだ。

家の中に入ってみれば、出て行った時そのままの状態で部屋が静まり返っている。

陽もとっぷりと暮れ空気もひんやりしてきた時間帯、いつもの公園を通って、いつもの散歩コースをゆっくりゆっくり見慣れた2頭の犬の後頭部を眺めながら歩く。

今晩もぐっすり眠れそうである。
by r100rbeemer | 2006-10-27 11:10 | 犬の話

さすらいのお気楽絵描きがつづる呑気な日常生活


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