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お気楽絵描きの犬とバイクとアウトドア

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See You!!!

1日の終わりに、タダメシ喰らいズをマーシー、パティ、ボギーの順で1頭づつ散歩に連れ出します。

これはボギーが我が家に来て16年間、変わらずのルーティーンです。

深夜の散歩は、真っ暗な足元に集中していなければならないですし、パティとマーシーは拾い食いするので口元にも集中する必要があるので油断ならないのですが(笑)、ボギーと歩いている時は歩行補助カートを押しながらゆっくりゆっくりなので夜空を見上げる余裕があります。

そのおかげで、季節ごとの星座や月の動きに興味を持ち、ほんの少しですが知識が増えました。

満月の夜には、少しだけ早い時間に家を出て、東京湾上空を旋回、下降して羽田空港に着陸する旅客機が、映画「ET」の有名なシーンのように丸い月の前を横切るのを見るのがとても楽しみです。

夏の初め頃、散歩中にお会いするご近所の方が「昨晩、丁度ウチの真上あたりに衛星が通ったの、見た?」と言っていたのですが・・・衛星が肉眼で見れることを知らなかった(笑)

ワリと頻繁に見え、動きが速くかなり明るいそうなので気をつけて見ていれば星と見間違えることはないらしいのですが・・・そう言われるとどうしても見てみたい!

専門誌とかにそういう情報が載っているのかな?詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください(笑)

パティが体調を崩し、またボギーの介護が始まってから、深夜から未明の普通の人が活動していない時間帯に家の外に出ることが多かったのですが・・・そんな時、なにげなく上空を見上げるとひんやりとした空気の中シ~ンと静まり返った夜空の空間は言葉を失うほどきれいで、足元が寒さでしびれているのを忘れるほどです。

11月に入ってまだ間もない頃、房総半島から太陽が昇ってくる2時間くらい前の東の上空に月、金星、火星、木星が一直線に並ぶ様子を見ることができました。

金星があまりにも明るかったので「これってもしや衛星???」と思ったのですが、調べたら金星でちょっとがっかり(笑)でも、火星が思ったより赤かったのでビックリしました。






11月9日、月曜日の通勤通学であわただしい朝が一段落した頃、ボギーが16年間の地上生活を終え私たち家族の元から静かに旅立ってゆきました。

16年間・・・長かったのか短かったのか言葉では表現できませんが、楽しい時間というのは、どうしてこうもあっという間に過ぎ去ってしまうのでしょうか・・・(苦)

ボギーのことを心配してくださり、メールや電話、ポストカードなどでたくさんのみなさまから励ましのお言葉を頂いておりましたので、本来でしたらいち早くおひとりおひとりにご報告をしなければならないところですが、介護のステージが上がり「さぁ、これからもうひと頑張り!」と介護用品をどっさり買い込んで、私自身気合いを入れ直した矢先でしたので拍子抜けしてしまい、あろうことかほんの少しですが体調を崩してしまいました。

そんな事情から、もともと形式ばったセレモニーが苦手な我が家ということもあり(笑)、家族で笑いながら静かにボギーの新たな旅立ちを見送ることになりましたことを、大変遅くなってしまい申し訳ありませんがここにご報告させていただきます。

あれから2週間近くが経ち、なんだか物足りないと言いますか手持ち無沙汰で、時間の空白がたくさんあり、やらなきゃいけないことがないわけじゃないけれど時間が妙に余る・・・みたいな不思議な感覚があり、ボギーと一緒に過ごした16年間の月日の重さを実感します。

あらためまして、インターネットを通じてたくさんの皆様にお会いでき、ボギーに接してくださり気にかけて頂きましたこと、心よりお礼申し上げます。

尚、私たち家族はボギーの新たな旅立ちを笑顔で明るく祝福したいとの思いから、既に普段通りの日常生活に戻っています。

パティは、体調不良から復活し13歳なりに元気いっぱい!マーシーは、相変わらず泥だらけになってイタズラばかりして私に叱られています(笑)

私もKT氏も涙に暮れることもなくなり、笑いながらボギーの思い出話に花を咲かせています。

こんな感じですので、どうかみなさま特別にお気をつかっていただくことのありませんよう、重ね重ねお願い申し上げます。
See You!!!_f0054783_1117034.jpg

ボギー、またね!
# by r100rbeemer | 2015-11-21 21:56 | 犬の話

またまた近況報告です。

今日はハロウィンなんですねー、

夕方、マーシーと町内を散歩していたら仮装して練り歩く大勢の子供たちに遭遇しました。

3年前だったか、パティと散歩中に偶然ダルメシアンの着ぐるみを着て仮装パーティーに向う幼い姉妹とそのお母さんに会い「ダルメシアンに仮装しているけど、本物のダルメシアンに会うのは初めて!」と感激され、1頭と3人のダルメシアンで記念撮影したことを思い出しました。


話は変わって・・・
またまた近況報告です。_f0054783_17585810.jpg


これは、ボギーの歩行補助カートです。

完成してしばらく経つのですが、こちらのブログにアップするのを忘れていました。

これは、ホームセンターで取り扱いがあるポールと接続部品を組み立てて作りましたが、部品全部で、総額¥13000くらいで作ることができました。



後ろ足が弱ったボギーを支えながら散歩させていたので、前かがみになって歩いていたせいで私の腰痛が悪化しかけたのですが、このカートのおかげで腰の状態も大分良くなりましたし、ボギーの散歩の距離も大分伸びました。

反射テープとライトもつけたので、夜間の散歩も大活躍です。屋根にビニールシートをかぶせて雨の日も散歩できます。

これで一応完成なのですが、冬に向けて、私の手が冷えるのでグリップヒーターをつけようか検討中です(笑)。




パティの体調不良のため、7月から仕事をお休みさせて頂いていましたが、再開につきましてのご報告は、大変申し訳ございませんが諸事情によりもう少しだけお待ちいただけますようお願い申し上げます。
# by r100rbeemer | 2015-10-31 17:58 | 犬の話

近況報告です。

パティの体調の件で、電話やメール、ポストカードにてたくさんの励ましやお見舞いのお言葉をいただきましてありがとうございます。

おかげさまで順調に回復していまして、今では朝、昼、晩の散歩も少しづつですが距離が伸びています。

外観上の後遺症はほんの少し残りましたが、しばらくの間発作が収まっていることから、お世話になっております獣医師の診察により8月いっぱいで投薬が終わり”当分の間様子見”な状況になっています。

近況報告です。_f0054783_97592.jpg

これは、パティが東京農工大学農学部動物医療センターで診察を受けた際に、学生さんが作ってくれた首を固定させるためのコルセットです。

硬い板状の素材に熱を加えてアーチ型に形成し、端を丸めて首が擦れても傷ができないように加工してくれました。少し厚めのガーゼを下に敷いて、パンチングの穴に包帯を通して首に固定します。

多少バリとかあって荒削りな作りですが(笑)、短時間で工夫しながら作ってくれたのだと思うと学生さんたちの愛情が伝わってきます。このコルセットで首を固定できたおかげで回復が早まったと私は信じています。
# by r100rbeemer | 2015-09-15 09:07 | 日常よもやま話

次から次へと(笑)。

6月19日の深夜に、てんかんに似た発作を起こし安静にしていたパティですが、今のところ症状は落ち着いています。

いつもお世話になっています動物病院の診断の後、東京農工大学農学部の動物医療センターで精密検査を受けることを薦めて頂き、7月7日(火)に受診してきました。

私の勘違いで、受診当日はMRIによる検査を受けるのだと思い心の準備&財布の中の準備(笑)をしっかりして行ったのですが、問診を受けその後、異常があると思われる患部を特定するためレントゲン撮影をすることになり、学生さんたちに優しく声をかけてもらいながらストレッチャーに乗せられ、特に抵抗することもなく運ばれてゆきました。

待合室で、当日付き添っていただいたかかりつけの動物病院のスタッフのKさんとお話をしながら1時間ほど待っていると、診察室のドアのガラス窓からパティがストレッチャーに乗せられ戻ってくるのが見えました。

その後30分くらい、教員の方と学生さんたちがパティを囲んでレントゲン写真を見ながらディスカッションしているのが見えましたが、横になった状態でときおりパタパタと手足を動かす程度で特に抵抗する様子はなかったのでほっとしました。

問診とレントゲン撮影の結果、発作の原因は2~3考えられたのですが、一番大きな原因は第二頸椎(頭蓋骨から2番目の首の骨)に異常が見られ、頸椎がずれていることにより神経が圧迫されることが原因なのではないか?ということでした。

もし、原因を完全に特定し完治させることを目標にするならば、MRIで更に詳しく検査をし手術を受ける必要があるとの話でしたので、病院側の指示で一週間後にMRIの検査を受けるための予約を入れ、当日は帰宅しました。

帰宅後、数日間時間をかけじっくりとKT氏と話し合いました。

発症してから目に見える症状は、てんかんに似た発作が1~2時間ごとに頻繁に起こることと、身体と首が大きく右側に傾き歩行が困難なこと、急激に体重が落ちて筋肉がほとんどなくなってしまったことなのですが、もし頸椎が原因と特定されパティの症状くらいのレベルならば、手術を受ければ100%とは言えないまでも、後遺症(身体の傾き)は気にならないほどに治療できるのではないか?との話でしたので、多方面から情報を得て熟考しました。

私たち家族が出した結論は、手術を受けずかかりつけの獣医師の指示のもと投薬を続けて悪化させないように症状と付き合っていく・・・ということです。

多角的に考えて、手術に踏み切るという結論は出しませんでした。

幸い、生活環境を細かく管理しながら投薬を続けていくうちに症状も安定して、6月の後半あたりから発作が一度も起こっていません。

しかしながら、発作が起こる原因が取り除かれたわけではないので、いつ何が原因で発作が起こるのかは神のみぞ知るところ・・・ということもあり、安堵しながらも注意は必要です。

発症当初は、歩行が困難で排泄にも介助が必要でしたが、最近になって積極的に歩けるようになり、1日5~6回運動を兼ねた排泄のために庭に出した際も、身体は傾いた状態でありますが私の後を追って歩けるようになりました。
(投薬中の薬は排尿効果が高いので排泄回数がとても多いのですが、普段暮らしている居室内にはガマンしなくても済むようにトイレシートを張り巡らせています。)

急激に落ちた体重とそれと同時に筋肉も激減してしまった体型は、いまのところもとに戻る気配はありませんが、私が抱きかかえて移動させることが多いことや身体の傾きを考えるとこれくらい軽量化しないと益々歩行困難になるのでは?との思いもありポジティブに考えています。

パティの症状がなんとなくではありますが安定してきたこともあり、ボギーの介護やマーシーの日常の世話、それに加えて家事のことなど(仕事はお休みさせていただいています)諸々のことを組み合わせて一日のスケジュールが組みやすくなってきたかな、と思い始めた矢先・・・ところが、そうやすやすと身元引受人に安らぎの時間を与えてくれないのが我が家のトリオ・・・。

7月に入りボギーが原因不明の下痢&下痢&下痢・・・マーシーも下痢に加えて狼爪を根元から折り、通院&投薬・・・パティも、ほんの小さな踵のすり傷が回復せず化膿し歩行困難になり通院&投薬・・・今またあらたな患部がみつかり治療の方向性を探っています。

ボギーもうすぐ16歳、パティ13歳、マーシー9歳・・・今まで我が家の犬たちは、予防注射やちょっとしたケガの治療くらいで通院した経験しかないのですが、この2か月間で今までに想像もできないくらいの頻度で通院しています(笑)

次から次へと一難去ってまた一難状態、もう笑うしかない・・・という状況で、この酷暑の中身元引受人の身体を気遣ってくださるありがたい励ましのメールやお電話を頂いておりますが、緊張のため気が張っているせいか今のところ夏バテもなくことのほか元気に過ごしています。

いやはや、この通院ラッシュがKT氏のボーナス時期と重なって本当によかったです(笑)
# by r100rbeemer | 2015-08-02 16:25 | 犬の話

お知らせとお詫び。

6月19日(金)深夜、パティが急に発作を起こし体調を崩しました。

20日(土)、朝一番でかかりつけの動物病院で診察を受けたところ、見た目の症状から頸椎に異常が見られる可能性があるとのことから、投薬を続けしばらく様子をみることになりました。

発症当時は、1時間に1回ほどてんかんに似たような発作が起こり、発作が始まると急激にめまいがするようで頭を地面に強打する恐れがあるため、24時間続けて監視していなければならない状態でしたが、2週間以上経って大分症状も落ち着いてきまして、発作もほとんど起こらなくなりました。

発作が起こらなくなって一安心なのですが、身体が右方向に大きく傾き、首の傾斜もかなりあるため、立ち上がったり歩くときはかなりふらつき倒れる危険性があるので排泄も介助しながら引き続き監視が必要な状態です。

13歳という年齢なので、何があっても不思議ではないとある程度の覚悟はしていましたが、15歳のボギーを介護している現在、このタイミングでこう来たか!という感じです。

症状は安定してきた今、色々と葛藤はありましたが、今後のパティのQOLのためこの症状の原因を知り、今後のケアの方向性を決めるために、大学病院でMRIによる精密検査を受けることになりました。

確かに、高齢なので全身麻酔でのMRIによる検査はリスクが大きいと思うのですが、検査を受けず原因も不透明な状態で後遺症による苦痛や不快感を感じながらの生活よりは、検査を受けて少しでも今後の生活の質を向上できるのなら・・・との思いの方が強く、検査を受ける決断をしました。


この時期は、毎年Tシャツ制作についてのリクエストをメインにこちらのブログを通して仕事関連の御依頼や御相談をいただくのですが、上記のような事情がありまして、しばらくパティの治療とボギーの介護に時間を費やしたいと思いますので、6月30日(火)以降にお話を頂きました制作依頼につきましては大変申し訳ございませんがお受けできない状態になっております。

また、6月30日(火)以前に御依頼をいただきましたみなさまには、作業の進捗状況をお知らせするメールを送信させて頂いておりますが、もしこちらの不手際でメールが届いていない方がいらっしゃいましたら早急にご連絡いただきたいと思います。

毎年新作のTシャツの発表を心待ちにしてくださっている皆様には大変申し訳なく心苦しく思っていますが、どうかお許しくださいませ。

都合により返信できにくい状況から、こちらのブログのコメント欄はしばらく閉じさせていただきます。

追伸:マーシーはいつも通り元気です(笑)、パティが倒れた直後、2~3日原因不明の下痢になりましたが、今は復活しました。
遊び相手のパティがいないのですごく退屈そうにしているため、コングにパンを沢山詰めて与えていたせいかすごく太りました(笑)
# by r100rbeemer | 2015-07-05 14:31 | 日常よもやま話

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