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いらっしゃいマ~シ~♪【番外編】マーシーの学び Lesson 2

トレーニングスクールに通っているのだから、便宜上”トレーニング”と書いているが、私の中ではマーシーといろんな事を経験しに行くと行った感じで、何かを習得するために貪欲になっている訳ではない。

ま、貪欲になると失敗するのは目に見えているのだけれど。

2回目のレッスンを受けた。

トレーニングルームに進んで行く足取りを見ると、抵抗する素振りもないので前回の経験は嫌な印象を与えてなかったのだと感じる。

しかし・・・予想通り、トレーナーの顔を見るなり烈火のごとく吠えた(大汗)でも、思った以上に興奮が早く治まった。

緊張と警戒が混ざった表情を見せるが、自分にとって嫌なことは起こらないと理解しているようでパニックになることがなくなったのでそれだけでもこちらはホッとする。

トレーナーにリードを渡し、おもちゃを使ったり色んな動きをしながら反応を見る。

楽しそうな身のこなしをするが、目は楽しそうじゃない・・・目が笑っていないのだそうだ。

私は普段からなるべく分かりやすく、オーバーアクションでエネルギーを伝えるようにしていたが、トレーナーに我家でやっているのと同じやり方をしてもらっても、その通りの身のこなしをしてくれるので、あらためてちゃんと伝わっていたことに嬉しくなる。

余談だが、エネルギーを伝えると自分が伝えたい思惑と違う良からぬエネルギーも伝わってしまう。たとえば、「ま、そんなに叱ることでもないか~」と心で思いながら便宜上叱らなければいけない時・・・そんな時は全く伝わらない。

なので、ホントにウレシイ!(「来い」などの指示に従ってくれた事に対して)、心の底から気分が悪い!(やって欲しくないことをした事に対して)などをはっきり明確に伝えるために、私自身の感情のコントロールも必要になる。



時間が経ち、気持ちも身体も大分リラックスできたところで、「伏せ」の練習をしてみる事になった。今、私も丁度教えはじめた所だったのでプロの奥義(爆)をとくと拝見しようと思った。

「無理をすると噛まれるかもしれないので・・・」とジョーク交じりで身体に触れながら伏せの体勢をとってみたが、トレーナーも予想外なほど拒否反応はなかった。

「これだったら、噛んで攻撃してくるとかの意思表示はないかもね~」とのトレーナーの弁。もちろん、この半年間でそのようなことは起こっていないが、成長するにしたがって色んな感情も出てくるだろうからどんなハプニングが起こるか分からない。そんな時のために、経験不足という理由だけで事故を起こしてしまうという状況を作りたくなかった。

正直な所、トレーニングスクールに通う目的はそこに集約できる。

今回のトレーナーからのアドバイスでやっぱり!と思うことがあった。

マーシーに首輪をかける時、異常なほど拒否反応がある。ループ状のチョークタイプのリードをする時特に激しく拒否するので気になっていたのだけれど・・・

トレーナーが、「指示が伝わりやすいから」とリードを耳のすぐ下(首の付け根)に引き上げようとしたが断固拒否、リードを持ち上げることや耳の下に触れられることすら許さなかった。

私もマーシーを散歩に連れ出すようになって最初に気がついていた。

過去の経験から???

聴覚障害と関係があるのか???

憶測しても仕方がない。

トレーナーから、「嫌なことは嫌のままでイイから・・・慣れれば助かるけど、慣れなかったらそれは仕方のないことだしね、無理に慣らす事はしないでおきましょう」とのありがたいアドバイスがあった。

普通だったら、拒否反応があっても人間の都合優先で慣れさせる方向で話が進むのかもしれないが・・・そうならなかったことに感謝しながら同時にトレーナーへの信頼が増したと思う。

2回目のレッスンはこんな感じで終了。

前回もそうだったが、通常1時間のレッスンなのに休憩や説明も兼ねて2時間弱の時間を割いてもらえたことに感謝することしきりだ。

マーシーもちょっと疲れたようで、帰宅後水をちょっとだけ飲んでベッドで晩御飯の時間まで熟睡していた。
by r100rbeemer | 2007-07-04 11:25 | いらっしゃいマ~シ~♪番外編

さすらいのお気楽絵描きがつづる呑気な日常生活


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