お気楽絵描きの犬とバイクとアウトドア

bpcraft.exblog.jp
ブログトップ

回想。

f0054783_1981592.jpg

東日本大震災で被災した足が不自由だった伯母が、近所に住む心ある方たちに助けられ、避難した老人ホームの駐車場から見下ろす雄勝湾の景色です。

海の色は緑色で、リアス式海岸の奥の奥にある湾の中に入り込んでくる水は波ひとつなく穏やかです。

足元の”海抜ゼロ”になったひび割れた堤防や海面に沈んだ波消ブロックを視界に入れなければ、震災があったことなんて誰も信じないかもしれません。

闘病中に被災した伯母は10月に旅立ち、幼い頃にお世話になったことへの恩返しも何もできないままでした。


私が幼少の頃過した、伯母の家のすぐ裏にある神社に行ってみました。

急な階段を50段ほど上がると、湾の入り口にあるいくつかの小さな島が見え、海面がキラキラと光っています。

手が届きそうな距離にある小さな島には、船具やワカメ漁や定置網に使う漁具が沢山引っかかっていてクリスマスツリーのようです。

一時的に避難したこの場所から、何人かの方たちと一緒に足元まで来た津波が襲ってくる恐怖と向かい合わせになりながら、轟音と共に流されていく家、船、漁具、電柱などを言葉もなく見つめていたそうです。


この地域の漁師さんたちは、沖で漂流していたり岸に漂着した物などのあり合せの漁具を使い、前に進むために仕事を始めています。

「今頑張れば、来年の3月頃のワカメの収穫に間に合うから!」と言っていました。

「できる事をやる」ではなく「全力で、できる限りを片っ端からやる」で支援していくつもりです。

皆さんも是非、力を貸してください。

2011年、大変お世話になりましたっ!
[PR]
by r100rbeemer | 2011-12-26 19:09 | 日常よもやま話

さすらいのお気楽絵描きがつづる呑気な日常生活


by B&P