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お気楽絵描きの犬とバイクとアウトドア

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真相。

クリアランスセールの準備、着々と進んでいますのでもうちょっとだけお待ちを!



先日、年配の小型犬と暮らしていらっしゃる女性から意見を求められました。

「うちの犬、私が出先から帰って玄関に入ると必ず玄関脇にある柱にあてションするんだけど、どうしたら治るかしら・・・」

”あてション”の意味を聞きなおすと「あてつけ小便」だと言うのです。

更に「あてつけ小便」がどのような内容の行動なのか聞くと、飼い主さんが自分を家に置いてひとりで外出するのを快く思わない犬が、飼い主さんが帰宅すると1頭で留守番させられた腹いせと嫌がらせのために飼い主さんの手を煩わせようと、帰宅直後の目の前でイケシャ~シャ~とオシッコを柱にかけるとのこと。

いつもならば犬用のトイレで上手に排泄できるのに、外出から帰ると必ず目の前で柱にオシッコをかけるので「これは絶対にあてつけの嫌がらせだ!」とその飼い主さんは言います。

う~ん・・・私は、この説明にあるような意味の「あてつけ小便」を犬はやらないと思っていて、”犬好きが高じて人間の道を踏み外しそうになっているマヌケな飼い主(笑)”という立場で自分の考え(その行動が「あてつけ」から起こる行為ではないこと)と、犬がそのような行動をしないようにするための策をお話したのですが・・・その女性は納得いくような、いかないような・・・なんだか消化不良のような表情で「じゃまた!」とその場は分かれました。


「あてつける」を辞書で調べると「他の事柄にかこつけて遠まわしに悪口を言う、行動を見せつける」と言うような説明があります。

私の一番の疑問は、犬が飼い主に対して「他の事柄にかこつけて遠まわしに行動を見せつける」ようなことを行動にできる知能があるかどうか、です。

もしそのような明晰な知能があるなら、私は犬達と一緒には暮らせないと思います。

暮らせない、と言うのは感情的にという意味でです。

「あてつける」行動ができるということは、それ相当の記憶力と感情(憎しみ、悲しみ、恨み・・・)を長期間持ち続け、それをどのように吐き出すかを考える知力もいるハズで、それを行動に表現できるならば、「あてつける」行動の他にももっともっと色々な行動を起せるはずではないかと思うのです。

人間の子どもならば、親に対してあてつけするような子どもでも自分の血を分けた子どもであるし社会的責任もあるわけで、色々な観点から「まぁ、こんな子どもだけど自分の子どもだし、せめて成人するまでは面倒を見てやろう」的に思うのは当然の事。

犬が犬の本能を持ったままで「あてつけ」ができるほどの知能も持ち合わせていたら、果たしてお金を出してまで一緒に暮らしていきたいと思えるのかな???

犬は犬であり、今この瞬間を生きている・・・私にとって犬の最大の魅力はそれで、自分もそうありたいといつも思っています。そのワリには老後の年金のこととか、来年早々のクルマの車検のこととか、友人から言われたキツイひとこととか・・・過去や未来に縛られっぱなしだし、どうでもいいような事を気にしっぱなしではいるんですけどね(苦)

犬を擬人化して、間違った方法で付き合いネガティブな事を考えながら一緒に暮らすなんて、ただでさえ犬の寿命は短いって言うのにモッタイナイような気がするな~・・・
by r100rbeemer | 2010-10-06 11:37 | 犬の話

さすらいのお気楽絵描きがつづる呑気な日常生活


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